日本抗加齢医学会学会誌、2009年8月号の感想

毎号最新のアンチエイジング医学の情報を伝えてくれる「ANTI-AGING MEDICINE」の最新号が届きました。
特集は「血管のアンチエイジング」。血管の老化は医学的にみてもいろいろな病気を起こしやすいので、重要な問題ですよね。
著作権があるので詳しい内容は書けませんが、加齢とともに起きやすくなる病気には、生活習慣の改善が重用視されてるんだなあと思いました。

毎回楽しみにしているのが「私のアンチエイジング」のページ。
今回は順天堂大学大学院教授の田平武教授のコラムです。
先生は認知症、アルツハイマー病の研究がご専門ですが、やはりこれらの病気の予防には、食事と栄養が大事とのこと。
それに運動とストレスの解消こそがアンチエイジングの基本ということで、私のアンチエイジング道とかぶっていて何だか嬉しかったです。

「編集長のページ」も興味深いです。
編集長は、慶應義塾大学医学部眼科学教授の坪田一男先生です。
今回はサプリメント(特に抗酸化サプリメント)の利用について議論を投げかけていらっしゃいます。
一般的にお医者様は「サプリメント嫌い」であるのに対し、抗加齢医学会の先生方の中にはサプリメントの活用も考えていらっしゃる方も多いので、そういったところも学会の幅広さを感じます。今後の議論のゆくえが気になるところです。

2009-08-14 | Posted in 11_Natural Anti-AgingComments Closed