ちょっとしたお祝い事があったので、東京・国立のフレンチレストラン「ルミエール デュ ソレイユ」へ行ってきました。
「ルミエール デュ ソレイユ」は、割と家庭的な気軽に入れるカジュアルフレンチのレストランですが、野菜は山梨県境川町で採れた無農薬の有機野菜や地元国立の新鮮野菜、魚は宮城県荒浜港から直送された新鮮な魚を使っていて、とてもバランスの良いコースを出してくれます。
こんな感じでのお店です。
ここのお料理はお野菜もメインも十分な量のポーションで出されますので3500円のプティコースを頼みました。
前菜やメインは数種類から選べます。
はじめは、「アミューズ」
今日は、新鮮なサンマとズッキーニのマリネ、北海道の生うに、そしてトマトとタマネギをハーブであえたものが添えられていました。
サンマもな生うにもとても鮮度が良くて、うにはとろける~甘い~。マリネのお酢加減もちょうどよくおいしいです。
次は「前菜」
「自家製ハムのゼリー寄せと無農薬野菜のサラダ」です。
お皿の右側のゼリー寄せはボリュームたっぷり。自家製ハムは薄塩でぱさぱさしてなくてすごくおいしいです。
サラダは、3種類のトマト、いんげん、ズッキーニ、コーンなどと新鮮な葉物がきれいに盛りつけられています。
トマトは種類ごとに味が違うし、葉物は粗塩で軽く味付けがしてあるだけですが、葉っぱ自体の味が生きていて◎。
一緒に出てきたのが「全粒粉のパン」
クルミとレーズンが入っています。バターもオリーブオイルもなしですが、パン自体の自然の甘みとフランスパンながら中はしっとりとした焼き上がりでそのままで充分味わえました。
あとから「セモリナ粉のフランスパン」も出してくれました。
「メイン」は「鮮魚のポアレ」をチョイス。お魚はその日の新鮮素材の中から「目鯛」をチョイス。
10種類ぐらいの野菜(うち8割以上が無農薬)の上にソテーされた目鯛がのっていて、その上にナスで飾り付け。ソースは「ラベンダー風味」です。
メインだけあってお魚もお野菜もたっぷりの量です。
魚は焼き具合が程よく軽くハーブの風味がします。
野菜は、つるむらさきや青梗菜、かぼちゃ、エリンギ、じゃがいも、黄緑のパプリカなどのソテーで下にバターライスが敷いてありました。
ここの野菜は本当に野菜そのものの味がおいしいです。お米もいい味です。
ソースの味もバターこってりではなく、野菜や魚の味を引き立てています。
この味とこの量で3500円は、とても魅力的!!
食後にコースとは別に「エスプレッソ」を。
デザートとセットにするチョイスもありますし、スープとデザート付きの5500円のコースもあります。
ここのデザートもおいしいのですが、プティコースで満腹。
ランチも人気みたいですが、ゆっくり食事ができて食後も落ち着いて楽しめる、ディナータイムがおすすめです。
「ルミエール デュ ソレイユ」では、本当にいろいろな種類の野菜が楽しめます。
たとえばトマトは、桃太郎、アイコ、ルビートマトなど6種類ぐらいを用意してますし、
国立の青年会の方たちが丹誠込めた無農薬野菜の中で「インカのめざめ」など、いい物を選んで送ってもらっているそうです。
野菜嫌いのお子様づれでご家族連れがいらっしゃって、残さず食べていく、そんなお店なのだそうです。
実はこのレストランでの食事は3度目なのですが
いつ来ても旬の食材においしい味付けの、ヘルシーなフレンチが楽しめます。
特に今日の「自家製ハムのゼリー寄せ」は秀逸。
メニューは季節ごとやイベントなどで変わりますが
「自家製ハムのゼリー寄せ」があったら、ぜひ食べてみてくださいね。
ルミエール デュ ソレイユ (フレンチ / 国立)
★★★★☆ 4.5